■粉洗剤と液体洗剤の違い
粉末洗剤は、アルカリ性の力で泥や食べ物のシミ等、酸性の汚れを落とすことに優れています。
一方、液体洗剤は界面活性剤の力で、水と油を融合させて、衣類に洗剤を浸透しやすくさせるので、油汚れに適していると言われています。
「粉末洗剤」と「液体洗剤・ジェルボール」のメリットとデメリット
粉末洗剤は泥やシミに強く、液体洗剤は油汚れに強いと言われますが、ご家庭の環境によって、一概には言えないので、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。
〇粉洗剤のメリットとデメリット
メリット
アルカリ性なので洗浄力がとても強い。
値段が安い。
見えない汚れもしっかり落とし、白い衣類なども黄ばみにくい。
お風呂の残り湯(30℃以上)と相性がいい。
デメリット
衣類を痛めやすい。
ウール等のデリケート素材と相性が悪い。
液体洗剤に比べ洗濯時間がかかる。
粉末が十分に溶けないと洗浄力が落ち、溶け残りがカビの原因になる。
低い温度の水と相性が悪い。
こぼしてしまうと掃除が大変。
〇 液体洗剤・ジェルボールのメリットとデメリット
メリット
短い時間でも効果が期待できる。
衣類に優しい。
色落ちしにくい。
すすぎが一度でいい。
部屋干しに強い。
柔軟剤入りの物もあり便利。
除菌効果や消臭効果が高い。(香りがいいものも多い。)
直接ピンポイントで汚れの染みにかけられる。(液体洗剤)
場所をとらず手間なく使えて簡単。(ジェルボール)
デメリット
粉末洗剤と比べて割高。
見えない汚れが残っている場合がある。(黄ばみの原因になることも。)
詰め替えが面倒。
洗浄力は粉末洗剤より劣る。