洗濯
で役立つ生活の知恵

 


■洗濯機のカビ

 毎日使っていてもカビの付きやすい洗濯機。

  一見だらしがないようですが、洗濯機を使っていないときはフタを開けっ放しにしておくだけでもカビ予防の効果があります。


  ☆ワンポイント

  洗濯機の汚れを落とす時は、水にカップ一杯分の酢をまぜて2~3分洗濯機をまわした後、シャンプーなどを使って洗うとより効果的に洗えます。


■洗濯物のボタン

 ブラウスやシャツなどのボタンのついている洗濯物を干す時は、ボタンをとめてから干すと、ボタンの重みで片側だけが垂れ下がってしまうこともなく、乾いた時の型崩れを防ぐ事が出来ます。

 


■ぬいぐるみの洗い方

 水洗いの出来ないぬいぐるみなどには、大きめのビニール袋に、ぬいぐるみと一緒に塩をいれて、20~30回ふってなじませた後、掃除機などで塩をとりのぞくと、塩が汚れを吸収し、一緒に汚れを取り除くことができます。


  ☆ワンポイント

  塩をとりのぞいたら、十分に陰干しをすることも重要です。

 


■色落ち予防

 色落ちが心配なカラフルな衣類を洗濯するときは、洗剤といっしょに一つまみの塩を加えると色落ちを防ぐことが出来ます。


  ☆ワンポイント

  木綿製品の場合はビールを入れても効果があります。

 


■洗濯物の色あせ

 洗濯物の色あせの原因は、水道水に含まれる塩素が原因。
  色あせを出来るだけ防ぐには、洗濯機に先に水を入れて、洗剤がよく溶けてから洗濯物をいれることが大事です。


  ☆ワンポイント

  先に洗濯機に衣類を入れておくと、水を入れるときに直接水道水があたった部分だけが部分的に色あせしてしまうこともあります。

 


■洗濯機でつけおき

 洗濯機を動かす前に、水と洗濯物をいれた洗濯槽に、重曹を加え、そのまま1時間以上つけおきをしてから洗濯機を動かすと、洗浄効果が格段にアップします。


  ☆ワンポイント

  重曹の代わりにセスキ炭酸ソーダを使っても効果がありますが、どちらも無い場合は塩を加えるだけでもいいようです。


■旅先での洗濯物

 旅先で下着等を洗濯した後は、衣類をタオルでのり巻きの要領で包んで、その上から足で踏むと、タオルが水分を十分に吸収してくれるので、後は部屋に干しておけば綿のシャツやパンツなどなら数時間で乾かす事が出来ます。

 


■洗濯機洗剤の塊を無くす裏技

 洗濯機で粉洗剤を使う場合、セーター等を洗うときに使うネットの中に洗剤をいれて、衣類と一緒に洗うと、服の間に溶けなかった洗剤が固まることもなく、上手に仕上がります。

 


■洗濯機用洗剤の効果アップ

 洗濯機用洗剤は、油汚れに強いものや黄ばみに強いもの等、その商品ごとに得意とする汚れが違う場合が多いので、2種類以上の洗剤を日毎に使い分けることで、より効果的に衣服の汚れを落とす事ができます。

 


■布巾を洗ったら

 布巾を洗ったり漂白した後は、そのまま電子レンジでチンをすると、殺菌消毒になって衛生的になり、乾燥もスピーディーになります。

 


■粉洗剤と液体洗剤の違い

 

 粉末洗剤は、アルカリ性の力で泥や食べ物のシミ等、酸性の汚れを落とすことに優れています。

 一方、液体洗剤は界面活性剤の力で、水と油を融合させて、衣類に洗剤を浸透しやすくさせるので、油汚れに適していると言われています。

 「粉末洗剤」と「液体洗剤・ジェルボール」のメリットとデメリット

 粉末洗剤は泥やシミに強く、液体洗剤は油汚れに強いと言われますが、ご家庭の環境によって、一概には言えないので、それぞれのメリットとデメリットをまとめてみました。

〇粉洗剤のメリットとデメリット

メリット

アルカリ性なので洗浄力がとても強い。

値段が安い。

見えない汚れもしっかり落とし、白い衣類なども黄ばみにくい。

お風呂の残り湯(30℃以上)と相性がいい。

デメリット

衣類を痛めやすい。

ウール等のデリケート素材と相性が悪い。

液体洗剤に比べ洗濯時間がかかる。

粉末が十分に溶けないと洗浄力が落ち、溶け残りがカビの原因になる。

低い温度の水と相性が悪い。

こぼしてしまうと掃除が大変。

〇 液体洗剤・ジェルボールのメリットとデメリット

メリット

短い時間でも効果が期待できる。

衣類に優しい。

色落ちしにくい。

すすぎが一度でいい。

部屋干しに強い。

柔軟剤入りの物もあり便利。

除菌効果や消臭効果が高い。(香りがいいものも多い。)

直接ピンポイントで汚れの染みにかけられる。(液体洗剤)

場所をとらず手間なく使えて簡単。(ジェルボール)

デメリット

粉末洗剤と比べて割高。

見えない汚れが残っている場合がある。(黄ばみの原因になることも。)

詰め替えが面倒。

洗浄力は粉末洗剤より劣る。

 


■ワイシャツは専用ネットで

  形態安定加工のワイシャツならアイロンがいらないので非常に便利ですが、

 やはり洗濯すると多少シワになってしまうことが。

 そんな時は、ワイシャツ専用の洗濯ネットが便利です。

 綺麗にたたんだまま洗えるのでシワが格段につきにくくなります。


 ☆ワンポイント

 ただ、完全にシワが無くなるわけではなく、

 ネットにセットするのに多少時間がかかるという難点もあります。

 


■ハンカチにアイロンをかけずに済ませる方法

  毎日の様に使うハンカチを、洗濯して、乾燥させて、

 さらにアイロンを掛けるのは意外に大変なもの。

 そんな時にお勧めな裏技をご紹介。


 ハンカチを洗濯したら、アイロンを掛けた後の様に綺麗にたたんで、

 そのまま小物干し用ハンガーにかけるだけ。

 自らの重みでシワが伸び、折り目もつくので、

 アイロンを掛ける手間を省くことができます。

Copyright(C)since2005 Izumi All Rights  Reserved

トップへ戻る