台所・キッチン
で役立つ生活の知恵

 

 


■インスタントコーヒーを美味しくする裏技

 

 通常は、インスタントコーヒーに直接熱湯を注ぎますが、

 その前に、少量の水で溶いてから熱湯を加えると、

 味と香りが引き立って、雑味の少ない美味しいコーヒーを作ることが出来ます。

 これは、熱湯を直接注ぐと、表面のデンプンが固まって、本来のコーヒーの味が引き出せなくなるためです。



 



■食中毒予防

 カレーやシチューを作って、余った分を翌日食べる際に、

 「どうせ食べる時に火にかけるから」という理由で、鍋にいれたまま放置するのは危険です。

 食中毒の原因菌であるウェルシュ菌は100度に加熱しても死ぬ事はありません。

 残ったら必ず冷蔵庫で保管しましょう。

 

 ☆ワンポイント

 8時間放置すると菌の数は約300兆倍になるというデータがあります。





■まな板の臭いをとる方法

 肉や魚などを調理した後、まな板にお湯をかけて洗うとたんぱく質が固まってしまい、生臭いにおいがしみついてしまいます。
  においをとるときはお湯よりも水のほうがいいようです。


  ☆ワンポイント

 にんにくの臭いも水の方がよく落ちます。

 


■まな板の殺菌

  酢を含ませた布を30分ほどまな板にかぶせておくと除菌をすることができます。
  洗剤とは違い酢は食品なので体にも安心です。

 


■生わさびを辛くする

 おろし金に砂糖をほんの少しのせて、その上からわさびをすると砂糖が糖体の分解を促進し、辛味が増した状態にすることができます。

 


■使い切れなかった缶詰

 残ってしまった缶詰の中身は、耐熱容器に入れ、ラップをしっかりまいてから電子レンジで一度加熱すると、日持ちがよくなります。


  ☆ワンポイント

  あたためる程度は、ラップが蒸気で白く曇るくらいで十分です。
  ラップを一度あけてしまうと、殺菌効果が半減してしまいます。

 


■リンゴの置き場所

 買い置きしてあるジャガイモとリンゴを一緒に保存しておくと、ジャガイモの発芽をリンゴが抑えてくれます。
  逆に、リンゴとバナナを同じポリ袋に入れておくと、バナナの成熟が加速され、普段よりも速く成熟したバナナを食べる事ができます。


  ☆ワンポイント

  しばらく食べるつもりは無くても、部屋にリンゴを置いておくだけで生活臭をカバーすることができます。

 


■余った豆腐

 余ってしまい使い道に困った豆腐は、冷凍しておくと、脱水されてスポンジ状になり、炒り豆腐や揚げ出しを作る時には逆に便利になる場合があります。


  ☆ワンポイント

  冷凍する時は密閉できる袋に入れておき、解凍する時は袋ごと水につけておくと上手に解凍することができます。

 


■焦げ付いた鍋

 鍋やフライパンが焦げ付いてしまった時には、水を張り、重曹を入れて沸騰させた後、火を止めて数時間放置しておくと焦げが浮き上がってきます。
  残った焦げは、タワシなどでこすれば簡単に落とせます。


  ☆ワンポイント

アルミ製の鍋は黒ずんでしまう場合があるのでお控えください。

 


■とぎ石の代わり

 包丁の手入れに欠かせない「とぎ石」がないときには、アルミホイルを何枚か重ねたものを切るだけでも包丁の切れ味がよみがえります。


  ☆ワンポイント

  その他にも、大根のへたにクレンザーを付けた物や、皿の糸底などもとぎ石の代わりに利用できます。

 


■酢の風味

 新しい酢のフタをあけたときに、塩をひとつまみ入れておくと、酢の風味がおちにくくなります。


  ☆ワンポイント

  酢は痛みやすく長期保存には向かないので、多少割高になっても大瓶ではなく小瓶で買ってきた方が料理をおいしく仕上げる事ができます。

 


■魚の匂い取り

 魚をさばいた後、まな板についた魚の生臭さがとれない時は、塩をふってこするように洗うと、きれいにとりのぞく事が出来ます。


  ☆ワンポイント

  ショウガの切り口をまな板に当ててこすっても効果があります。

 


■お茶の葉の消臭効果

 焼肉や魚を焼いた後の嫌な匂いには、湿気てしまったお茶の葉をフライパンで茶色になるまで煎ると、部屋の匂いを消し、室内にお茶の葉のいい香りが広がります。


  ☆ワンポイント

  煎ったお茶の葉は、ほうじ茶としておいしく飲む事が出来ます。

 


■貝類の砂抜き

 アサリやシジミなど、貝類の砂抜きをする時には、貝を水の中に入れた後、包丁や釘などの鉄製のものを一緒に入れておくと、貝が砂粒を吐き出しやすくなります。


  ■より効果的な三つのポイント(基本編)

   ☆砂抜きに使う水を海水に近い塩分濃度(3%程度)にする。
  
   ☆保管場所はできるだけ暗い場所で。

   ☆水温を20℃以上にする。(←これが一番効果があるようです。)

 


■電子レンジをラップで上手に使う

 電子レンジで料理を温め直す時は、「煮物」「蒸し物」「汁物」はしっかりとラップをかけ、反対に「焼き物」「揚げ物」「炒め物」などはラップをしない方がおいしく温め直す事が出来ます。

 


■収納庫のカビ予防

 台所の流しの下や食器棚、普段あまり使わない下駄箱などの、風通しの悪い場所などは湿気がこもりやすいもの。
  そんな場所は、月に一回程度、ドライヤーの熱風を全体にかけてやると、湿気を取り除きカビを予防することができます。

 


■生ゴミの悪臭

 すぐに腐ってしまい、悪臭の元となる夏場の生ゴミには、お酢をひと振りふりかけておくと、酢の持つ防腐作用が腐敗を防ぎ、悪臭をおさえてくれます。

 


■ペットボトルの炭酸

 一度あけてしまったペットボトルの炭酸を長持させるには、ふたを開けた状態でギュッと押しつぶして中の空気を押し出し、そのままの状態でしっかり蓋をしめておくと、炭酸が抜けにくくなり長持ちさせることが出来ます。

 


■ヒビの入った土鍋

 土鍋にヒビが入ってしまっても、小さなヒビなら、その鍋で一度お粥を炊くと、ヒビの間にお粥の粘りが流れ込み、接着剤の役目をして再度使用可能な状態に戻す事が出来ます。


  ☆ワンポイント

  土鍋の底を濡らしたままで火にかけると、ひび割れの原因になります。

 


■米のとぎ汁

 米をとぐ時にできる最初のとぎ汁は、そのままだと水に溶けたぬかを米が吸収してしまい、ぬかくさくなってしまうので、始めの水はサッとかきまぜる程度で捨てて、次からの水でしっかりととぐとおいしい仕上がりになります。

 


■余ったケーキの保存

 余ったケーキを一晩冷蔵庫に入れておくと、パサついて風味が落ちてしまうもの。
  そんなときは、ケーキと一緒にリンゴを一切れ入れておくと、リンゴの水分がパサつきを防ぎ、蜜の甘い風味がケーキをつつんでおいしさを保ってくれます。

 


■食パンを包丁で切る

 食パンを包丁で切る際は、ふにゃふにゃしてなかなか切りづらいもの。
  そんな時は、切る前に包丁をガスコンロであぶってから切ると、型崩れやパン屑が落ちにくくなり上手に切る事が出来ます。


  ☆ワンポイント

  何枚も切る時は効果が薄れてしまうので、こまめに火であぶることがポイントです。

 


■米の虫除け

 米びつのなかに、米一キロにつき一本位の割合で唐辛子を入れておくと、虫が寄り付かなくなり、防虫効果が期待できます。


  ☆ワンポイント

  ひな人形や五月人形などの保存にもつかえます。

 


■冷蔵庫の嫌な匂い

 真っ黒こげになるまで焼いたパンを、ガーゼに包むなどして冷蔵庫に入れておくと、活性炭の役割をして冷蔵庫の中の嫌な匂いを取り除いてくれます。

 


■重なってしまったコップ

 洗って重ねておいたコップや茶碗がくっついてしまい、抜けなくなった時は、外側のコップをぬるま湯につけた状態で、内側のコップに冷たい水を入れれば、取り外しやすい状態にすることができます。

 


■レモンの汁

 レモンの汁を少量ずつ使いたいときは、輪切りにするのではなく、レモンにストローを刺して、全体を軽くもむと、ストローの先から適量のレモン汁を取り出すことが出来ます。

 


■やわらかいお餅

 つきたてのやわらかいお餅を包丁で切ると、餅が包丁にくっついてしまって困難なもの。
  そんな時は、大根を切ってからお餅を切ると、大根の汁がお餅の粘り気を抑えて刃先にくっつきにくくしてくれます。

 


■開封したハムの保存法

 一度開封してしまったハムを冷蔵庫で保存すると、空気にふれた部分がかたくなってしまいます。
  それを防ぐには、冷蔵庫に保存する時に表面にバターを塗っておくと干からびる事がありません。


  ☆ワンポイント

  固くなってしまったハムは牛乳につけておくと、新鮮さを取り戻します。

 


■安ワインを美味しくする裏技

 数百円で売られているワインでも、好みに合わせてジャムを適量加え、ミキサーで混ぜると、安いワイン特有の苦味が消えて、まるで高級ワインのようなまろやかで飲みやすいワインにすることができます。


  ☆ワンポイント

  ジャムの種類と量はお好みに合わせてご使用下さい。

 


■おにぎりを長持ちさせる裏技

 おにぎりを作る時に、手に酢をつけてからにぎると、酢の持つ殺菌力でチフス菌や大腸菌を予防し、おにぎりを長持ちさせてくれる上に、ご飯粒が手にくっつかずに綺麗に握る事が出来ます。

 


■玉ねぎを切る時の涙

 玉ねぎを切ると、空気中に硫化アリルという物質が飛び散り、それが鼻から入って涙がでます。
  なので、玉ねぎを切るときに鼻にティッシュ等を詰めてふさいでおくと、涙が出てこなくなります。

 


■缶ビールをはやく冷やす方法

 冷蔵庫に入れ忘れてしまった缶ビールを素早く冷やしたい時は、濡らしたタオルや布巾で缶を包んで、冷凍庫で冷やすと、数十分でギンギンに冷えたビールにする事が出来ます。


  ☆ワンポイント

  入れすぎると凍って味が悪くなったり、缶が破裂して中身が飛び出してしまうので、入れ忘れなどには十分ご注意ください。

 


■食パン保存

 食パンは空気に触れると味が落ちてしまい、カビ繁殖の原因となります。
  食べ切れなかった食パンは、ジッパー付の袋に入れて冷凍庫に入れて保存すれば、一ヶ月程度までなら、品質を維持する事が出来ます。


  ☆ワンポイント

  食感はやや落ちますが、納豆の冷凍保存も可能です。

 


■魚の網焼き

 魚を網で焼く前に、表面に満遍なく酢、またはレモン汁を塗ってから焼くと、網に魚がくっつきにくくなってきれいな仕上がりになります。

 


■計りがないときの計量

 料理本にそって野菜などの食材の重さを計りたいときに、計測器がない場合は、卵が一個で約50gなので、150g必要ならば卵三個の重さを目安にすれば、計りがなくても、おおよその重さを知ることができます。

 


■洗い物をする時の冷たい水

 冬のお皿洗い時に、水が冷たいからといってその都度ガス湯沸かし器等を使うのも不経済。
  100円ショップで売られているゴム手袋を使えば、冷たい水でも気にならずに食器を洗えます。

 


■レンジの臭いとり

 電子レンジ内の嫌なニオイが気になったら、お茶の葉を入れて、3分ほど加熱をし、そのまま一晩置いておくと、お茶に含まれるフラボノイドという消臭成分が、レンジ内の嫌なにおいを取り除いてくれます。


  ☆ワンポイント

  コーヒーのカスや、レモン・ミカンの皮を同じように使っても効果があります。

 


■夏場の遠足のお弁当

 夏場の遠足やピクニックの時にもっていくお弁当は痛みやすいもの。

  ご飯を炊く時に梅干を1~2個入れて炊くと、殺菌・抗菌効果があるので痛みにくくなり長持ちします。 


  ☆ワンポイント

  酢を大さじ1~2杯入れて炊いても効果があります。

 


■夏場の豆腐保存

 一度開封した豆腐は、冷蔵庫に入れる前に、耐熱皿に豆腐とひたひたの水を入れて電子レンジで加熱すると、痛みにくくなり夏場でも長持ちする豆腐になります。

 


■鶏肉の保存

 生の鶏肉は、他の肉に比べて痛みやすく風味が落ちやすいです。
  購入した当日に調理しない時は、全体に日本酒を振りかけて冷蔵庫で保存すると、痛みにくく、おいしいまま保存することができます。

 


■タッパウエアの臭いをとる方法

 タッパなどの密閉容器に、魚やカレー等の嫌なニオイが染み付いてしまった時は、お米の研ぎ汁を容器に入れて、フタをしめて一晩置いておくと、ニオイを取り除いてくれます。


  ☆ワンポイント

  研ぎ汁の変わりに野菜くずを入れても効果があります。

 


■カチカチになったおにぎり

 コンビニ等で購入したおにぎりを、冷蔵庫に入れたままにしてカチカチにしてしまった時は、表面に日本酒を振りかけてラップに包んでから電子レンジで温めると、ふっくらとした美味しいおにぎりに戻すことが出来ます。


  ☆ワンポイント

  アルコールは熱で飛んでしまいます。

 


■製氷機の水

 冷蔵庫についている自動製氷機にミネラルウォーターや浄水機を通した水をいれて放っておくと、除菌作用が無い為、カビや水あか等が発生する可能性があります。
  半分から三分の一程度水道水を混ぜたものを使えば、水道水に含まれる塩素が雑菌の繁殖を抑えてくれます。

 


■フランスパンの復活

カチカチに固まってしまったフランスパンは、適度に切った後、一度水につけて、十分に水分を含ませてから、オーブンで焼くと、まるで焼きたてのようにふっくらとした食感を取り戻すことが出来ます。


  ☆ワンポイント

  固いまま、バター・蜂蜜・砂糖を表面につけて焼けば、お菓子感覚の手作りラスクの出来上がりです。

 


■古くなったお米を美味しくする裏技

 古いお米は独特の臭いがあったり、ぽろぽろと崩れ易くなったりと、なかなか食べにくいもの。

  そんなときは、お米2合に対して小さじ一杯のみりんを混ぜて炊くと、臭いが消えてふっくらとしたご飯を炊くことができます。

 


■湯炊きで素早くご飯を炊く

急いでいる時や、夕飯の時刻なのにまだご飯が炊けていない時等、少しでも早くご飯を炊きたいときは、水の変わりにお湯を張ってご飯を炊きはじめると、ご飯がはやく水分を吸収するので、時間を短縮することが出来ます。

 


■冷凍商品を素早く解凍

 刺身やお肉等を冷凍庫から取り出した際、解凍する時間があまりないときは、食材を密封できるジッパーなどに入れ、空気をしっかり抜いて、水をいれた鍋などに入れておくと、解凍にかかる時間を大幅に短縮することが出来ます。

 


■卵の保存

 卵の殻には、食中毒の原因となるサルモネラ菌が付着している場合があるので、買ってきた卵は、冷蔵庫の棚に移し変えるのではなく、パックにはいったまま冷蔵保存した方が安心です。

 


■電子レンジの臭い取り

 電子レンジに付いた嫌なにおいには、耐熱容器に水とミカンの皮をいれてレンジでチンをすれば、水蒸気と一緒にミカンの成分が広がり、すぐに布巾でレンジ内を拭けば、臭いを取り除くことができます。


  ☆ワンポイント

  ミカン以外でも、柑橘類の皮なら代用できます。


■熟しすぎてしまった柿

 秋の味覚「柿」。
  しかし、熟しすぎてジュクジュク状態になってしまった柿は食べにくいもの。

  そんなときは、冷凍庫に入れて凍らしてからたべると、
  シャーベット状になっておいしく食べることができます。

 


■スパゲティーをゆでる時に吹きこぼれない裏技

 スパゲティーを茹でる際、少し目をはなした隙に吹きこぼれてしまったという経験も多いはず。

  そんな時は、お湯の中に、バターを大さじ一杯いれると、吹きこぼれることがなく、しかもおいしく茹でることができます。
 


  ☆ワンポイント

  バターの代わりにマーガリンでも大丈夫です。

 


■冷凍した魚の解凍

 まぐろの刺身等の冷凍した魚は解凍に時間がかかってしまうもの。

  そんな時は、ジッパー付きのポリ袋に入れて、水を張った鍋に入れておくと、解凍時間を大幅に短縮することができます。

  ☆ワンポイント

  30分ぐらいが目安です。

 


■密閉容器の臭いをとる方法

 カレーやキムチを入れていた弁当箱などの密閉容器は、ニオイがなかなかとれないもの。

  そんな時は、容器に水と多めの塩を入れて蓋をしめて2分ほど振ると、食塩水が臭い成分を吸収してニオイが綺麗にとれます。

 


■お肉の上手な冷凍保存

 牛肉や豚肉を冷凍して保存すると、旨みがなくなって不味くなってしまうもの。

  その理由は冷凍に時間がかかって肉の水分が外に出てしまうため。

  それを防ぐには、煎餅やお菓子などのアルミ缶の蓋。

  その上にお肉を乗せて冷凍すると、急速に温度が下がり、おいしいまま冷凍することができます。

 


■カレーやシチューを簡単に冷凍保存する裏技

ついつい作りすぎてしまい、残ってしまったカレーやシチュー。

  ビニール袋に入れても、破れてしまったり、解凍する時に面倒ということも多いです。

  そんな時は、飲み終わった牛乳パックを利用します。

  牛乳パックにシチューを入れて冷凍庫に入れれば、こぼれる事も無く、冷凍庫内がスッキリして、解凍時もパックをハサミで切るだけで簡単に食べることができます。

 


■生卵の保存方法

 買ってきた生卵を冷蔵庫に入れるときは、できるだけ尖った方を下にして入れましょう。

 丸い方には、呼吸をする為の「気室」と呼ばれるものがあり、それを上にすることで鮮度が保ちやすくなり、卵が長持ちするようになります。

 


■しなびてしまったレタスの復活方法

 しなびてしまったレタスはサラダにしても美味しくありませんね。

 そんな時は、人肌より少し熱いお湯(50度~55度位)に2分ほどつけておけば、シャキッとした美味しいレタスに戻ります。

 ☆ワンポイント

 この方法は、レタス以外にもほうれん草や白菜等にも使えます。

 


■ふきこぼれ防止

 パスタ等を茹でる際。ふきこぼれてしまって、掃除が大変になるって事ありますよね。

 そんな時、台所にある物を鍋に一緒に入れておくとふきこぼれなくなります。

 それはスプーン。

 スプーンを入れることでお湯の流れが乱れ、

 泡が鍋のフチにたまらなくなってふきこぼれなくなります。

 ☆ワンポイント

 スプーンの代わりにフォークをいれても同様の効果があります。

 


■カレーやシチューの保存容器

 余ったカレーやシチューを冷蔵庫に入れる際に使う保存容器は、

 四角いものより丸いものの方がいいです。

 四角い容器の場合、電子レンジで温め直す際に、

 中央と四隅で加熱ムラができてしまい、おいしさが半減してしまいます。

 


     ■山芋のかゆみ予防

  
 山芋は美味しくて体にもいいのですが、口の周りが痒くなるのが嫌という人も多いはず。

 そんな時は、山芋の皮を厚めに剥いてください。

 かゆみの原因となる針状結晶は、皮の内側5mm以内に多く集まっているので、

 そこを取り除けば、痒くなりにくくなります。



 ☆ワンポイント

 山芋を一度冷凍するのも効果的です。

 万が一、痒くなってしまったら、お酢をつけてお湯で流すと痒みが治まります。

 


     ■お弁当のリンゴを変色させない方法


 美味しくて栄養価の高いリンゴはお弁当にぴったりですが、

 お弁当を開けると、時間の経過とともに茶色くなって見た目が悪いですよね。

 そんな時は、切ったリンゴをレモン味の炭酸飲料に5分程度つけておくと、

 時間がたっても変色しにくくなり、

 ビタミンCやクエン酸が加わってよりおいしくて、栄養価が高いものになります。

 

 ☆ワンポイント

 炭酸が抜けた物でも効果があります。

 


     ■まだ青いトマトをお家で追熟する方法

  スーパー等で購入してきたトマトを、すぐに冷蔵庫に入れるのはもったいないです。

  まだ青みが残っているトマトは特に。

  通常、店頭で売られているトマトは熟す前に収穫しているので、家庭で追熟することができます。

  冷蔵庫に入れず、ヘタの部分を下にして太陽の当たる場所に数日置いておけば、甘さと栄養価が増し、綺麗な赤色のトマトになります。

 
 ☆ワンポイント

  ミニトマトは、完熟してから収穫しているので冷蔵庫に入れてすぐに食べた方がおいしいです。

 


     ■そうめんの上手な茹で方

  
 水は沸騰するとアルカリ性に大きく傾きます。

 すると、そうめんに含まれるでんぷんが水に多く溶けだしてしまい、

 特に細い素麺だと、コシのない麺になってしまいます。

 しかし、梅干を一つお湯に入れておくと、

 水が酸性に傾き、プリプリした美味しい麺に茹でる事が出来ます。

 

 ☆ワンポイント

 たっぷりのお湯で茹でる事も美味しい素麺を作る上で非常に大事です。

 


     ■玉ねぎを生でも美味しく食べる方法

  
  血液をサラサラにする成分を多く含む玉ねぎ。

 特に、生で食べると効果が高くなるので、サラダがお勧めですが、

 その際は、横に半分に切って下半分を使うと、

 繊維が柔らかく、生食に適しているので美味しいサラダを作ることができます。

 

 ☆ワンポイント

 特にこれからの時期に旬となるので栄養価が高くなり、

 抗酸化作用のある「ケルセチン」を2倍近く多く含んでいるそうです。

 


     ■スーパーのお刺身を美味しくする方法

  
   スーパー等で購入したお刺身は、家庭の食卓で食べるまでにはどうしても時間がたち、

 生臭さがでてしまいますよね。


 この原因はトリメチルアミンという物質。

 しかし、これは水に溶けやすいという性質があるので、

 水道の流水でさっと刺身を洗って、キッチンペーパーで水分をとると、

 生臭さが無くなり、美味しく食べる事ができるようになります。



 ☆ワンポイント

 脂身の多い魚ほど効果的です。


 さらにおいしくする裏技として、日本酒と塩を少々揉みこむと、

 魚の旨味がひきたちます。

 


     ■余った豆腐の保存法

  
  スーパー等で購入した、パックに入った豆腐を全部使わなかった際、

 大抵乾燥しないようにパックに水を入れて冷蔵庫で保存することが多いと思います。

 しかし、最初から入っている水は、運搬中に形が崩れないようにする為のもので、

 水を足してしまうと、豆腐のうまみ成分や栄養が逃げ出してしまい、

 美味しさが半減してしまいます。

 保存する際は、パックごとでいいので、ビニール袋に入れて空気をしっかり抜いて、

 早めに食べる事をお勧めします。
 
 
 
 ☆ワンポイント

 最初から入っている水は、流通している間や保存中に、

 大豆の苦味成分や余分なにがり成分などが染み出している場合があるので、

 捨ててしまった方がいいそうです。

 


     ■蕎麦を美味しく茹でる裏技

  
  大晦日に年越しそばをご家庭で食べる方も多いかと思います。

 しかし、専門店の用に、大量のお湯で茹でる事ができればいいのですが、

 家で作ると、どうしてもお湯の量が少なくて、麺同士がくっついてしまうことも、

 そこで、蕎麦をおいしくゆでるコツをご紹介。


 それは、鍋のお湯に牛乳を少し加えること、(50cc程度でok)

 牛乳の脂肪分が蕎麦のタンパク質をコーティングし、

 麺同士がくっつきにくくなるうえに、

 表面が滑らかになり、ツルツルした麺に仕上げることができます。



 ☆ワンポイント

 生タイプの麺を茹でる時は、沸騰したら一度差し水をするのがおすすめですが、

 乾麺タイプの場合は差し水はしないほうが美味しくゆであがるそうです。

 


     ■簡単調理「水漬けパスタで乾燥パスタをもちもち生パスタに」

  
  乾燥パスタを茹でる際、水を沸かすところから始めると、

 茹で上がるまでにかなりの時間がかかってしまうもの。

 そんな時にお勧めなのが、水漬けパスタ。

 茹で時間7分程度の物なら、2時間程度水に浸しておくことで、

 少量のお湯でも、さっと茹でるだけで、生パスタのようなモチモチ触感になり、

 時間と光熱費を大幅に減らすことができます。

 

 
 ☆ワンポイント

 水っぽい色になりますが、火を通すと元に戻ります。

 ナポリタンやカルボナーラならソースと炒めるだけなのでさらに簡単です。

 パスタの重量と同等以上の水を吸うので、3倍程度の水が理想。

 時間の目安は、茹で時間表示の10倍から15倍程度だといわれています。
 {お好みで調節してください。}

 個人的に、茹であげた物より、冷凍保存に強い気がします。

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