洋服・衣類
で役立つ生活の知恵

 


■縮んだ衣類を元に戻す方法

 洗濯を繰り返しているうちに縮んでしまった衣類は、繊維が、からまりあった状態になっています。

 そこで、元の状態に戻すために髪用のトリートメントが効果的です。

 トリートメントを溶かした40度程の洗面器のお湯に数分程度つけた後、それを脱水して伸ばす様に干すと、本来のサイズに近い状態に戻ります。


 ☆ワンポイント

 アモジメチコン(ジメチコン)という成分が配合されているものをご利用下さい。

 百円ショップで売られているコンディショナーにも配合されている事が多いです。

 


■防虫剤

 防虫剤には樟脳、ベンゾール系、ナフタリンの三種類がありますが、違う種類の物を一緒に使うと、化学変化をおこし衣類にシミをつけてしまうことにつながります。


  ☆ワンポイント

  化学変化のために早く溶けてしまうので、使用できる期間も短くなってしまいます。

 


■クリーニングの後

 クリーニング店から戻ってきた衣類は、アイロンかけに使った蒸気が残っている場合があるので、そのまま保存せずに、一度ビニール袋から出して風通しのよいところにおいてから保存するとより清潔になります。

 


■落ちない袖のまくり方

 
 炊事や洗濯をする際に、袖をまくっていても次第にずり落ちてきて結局濡れてしまう。

 そんな時に役立つ知恵です。

 それは、袖を外側ではなく、内側にまくるというもの。

 そうすることで、腕と服の間に袖が元に戻るために必要な隙間がなくなり、

 ずり落ちなくなります。


■ストッキングの伝線予防

 ストッキングを霧吹きやヘアスプレーなどで少し湿らしてから、ビニール袋に入れて冷凍庫にしまっておくと、繊維が引き締まり伝線しにくくなります。


  ☆ワンポイント

  ストッキングをはいたあとにヘアスプレーをかけるのも伝線予防になります。

 


■服についた嫌なにおい

 タバコや焼肉のにおいが洋服についてしまったときは、ハンガーに服をつるしたまま、10cm~20cm離れたところからドライヤーをあてるとにおいをとりのぞく事が出来ます。


  ☆ワンポイント

スチームアイロンの蒸気をあてるとより効果的です。

 


■靴下のまとめ買い

 朝の急いでいる時に、靴下の片方がみつからず、あちこち探し回ったりと、靴下が両足分そろっていないと何かと不便なもの。
  そんなときは、同じ種類の靴下をまとめ買いしておけば、片方が足りなくても簡単に補充ができて便利です。


  ☆ワンポイント

  片方の靴下だけに穴が開いたときも、もう一方のまだ使える靴下を一緒に捨てる必要がなくなりお徳です。

 


■服についたガム

 服や靴の裏についてしまったチューイングガムは、スポーツ選手が筋肉の疲れを取るのに使う瞬間冷却スプレーや氷で冷やすと、固まってとりやすくなります。


  ☆ワンポイント

  こびりついてしまったガムの残りかすには、食用油等の油分を多く含んだものを擦り付けると、ガムを溶かして簡単にとりのぞく事が出来ます。

 


■洋服やバッグを売る場合

 洋服やバッグの購入時にについているタグやブランドカード、予備ボタン等を控えておくと、リサイクル店などに出す場合には、通常よりも高い値段で売却することができます。


  ☆ワンポイント

  有名ブランド品の場合は、ペーパーバッグだけでもリサイクル店で買い取ってもらえる場合があります。

 


■洋服についた血痕

 ケガをしたさいに洋服についてしまった血液のシミは、シミの裏側にタオルを敷き、大根の切れ端でたたくと、大根のジアスターゼが血液を取り除いてくれます。
 

  ☆ワンポイント

  最期に人肌の温度のお湯をかけて布でたたくと効果的です。
(お湯でなくても、水をつけてから指先であたためる方法もオススメ)

 


■取れかかったボタン

 洋服のボタンはなくしてしまうと予備がないかぎりそろえるのはかなり困難なもの。
  それを防ぐには、あらかじめボタン糸に透明か目立たない色のマニキュアを塗っておくと、糸が丈夫になり、ボタンが取れにくくなります。


  ☆ワンポイント

  旅先でボタンが取れかかったときに、応急処置としてマニキュアをぬることも有効です。


■白いシャツの黄ばみ

 長い間使いこんで黄ばんでしまった白の木綿シャツは、鍋にたっぷりの水と少々の洗剤をいれて、2~30分煮込むと、染み付いた黄ばみをおどろくほど落としてくれます。


  ☆ワンポイント

  木綿製品以外の衣類は煮くずれしてしまう場合があるのでこの方法は使えません。

 


■セーターの毛玉予防

 丸洗いOKのセーターを洗濯機にかけた際に出来てしまう毛玉を予防するには、セーターを洗濯機に入れる際に、裏返しにしてから入れると、人の目に付く表側の毛玉をある程度予防する事が出来ます。

 


■クリーニング店のビニール

 クリーニング店では、洗った衣類にポリ袋をかぶせてくれるサービスが一般的ですが、そのままにしておくと、袋の中に残った湿気が衣類についてカビの原因となる事があるので、タンスにしまう前に袋から取り出して風通しのいい場所で乾かす事が大事です。

 


■スニーカーの汚れ防止

 白いスニーカーを洗ったあとに、ベビーパウダーを全体にふりかけておくと汚れが付きにくくなります。


  ☆ワンポイント

  次に洗う時も、粉を落とすだけでいいので靴洗いが簡単になります。

 


■帽子の汚れ

 帽子の汚れの大部分は髪の毛の汚れや、頭皮からの脂分が元となっているものなので、衣類用の洗剤をつかうよりも、大きめの洗面器に一回分のシャンプーを溶かした水で洗った方が効果的です。

 


■靴とガム

 道路でガムを踏んで靴底に張り付いてしまった時は、1~2枚だけティッシュを残したポケットティッシュの、ミシン目のあるビニール面をガムに当てて、そのまま少し歩くと、ポケットティッシュの方にガムがくっついて靴から取り除く事が出来ます。


  ☆ワンポイント

  ミシン目の面を下にすると、歩行中に中身が出てしまうことがあります。

 


■靴の湿気取り

 靴を靴箱にしまう際に、新聞紙を下に敷いて、お菓子や海苔の袋などに入っている乾燥剤を靴の中に入れておくと、靴箱と靴の余分な湿気が取れて、嫌な臭いもしにくくなります。

 


■しつこい襟汚れ

 ワイシャツ等の襟の汚れがなかなか落ちないときは、ヒゲを剃るときに使うシェービングクリームやムースを塗って、数分置いた後に洗濯すると、汚れが落ちやすくなります。

 


■セーターが縮んでしまったら

 ウールやカシミア等のセーターが縮んでしまったときは、ヘアトリートメントを溶かした水に30分程つけてから水分をきって陰干しすれば、アモジメチコンというトリートメントの成分が毛糸をときほぐして縮みを解消してくれます。


  ☆ワンポイント

  化学繊維製のセーターには効果はありません。

 


■洋服についた歯磨き粉

 歯を磨いた際、うっかり洋服に歯磨き粉をこぼしてしまった時は、乾くのを待ってから(急いでいるときはドライヤーを使って)、輪ゴムを指に巻いて表面をこすると、弾力性のある輪ゴムが繊維の奥まで入って歯磨き粉を綺麗に取り除いてくれます。


  ☆ワンポイント

  強くこすりすぎると繊維をいためてしまう場合があるので、あくまでも優しく。

 


■ほどけにくい靴ひもの結び方

 運動するとすぐに靴ひもがほどけてしまう場合は、一度、軽めに蝶結びして、その結び目の部分だけを水に濡らしてからきつくしめれば、乾いた後も簡単にほどけなくなります。


  ☆ワンポイント

  あくまでも結び目だけを濡らして下さい。
  靴紐全体をぬらしてしまうと効果が半減します。

 


■スーツやドレスについたコーヒー

 スーツ等にコーヒーのシミがついてしまっても、すぐに大事な用事があり、代わりの衣装がない時ってありますよね。

 そんな時は、コンビニや酒屋で糖分の入っていない炭酸水を買い、ハンカチ等に含んでトントン叩くと、シミを目立たなくすることができます。

 ☆ワンポイント

 ワインや紅茶にも効果があります。

 染みをとった後はできるだけ早くクリーニングに出しましょう。

 


■針の糸通しを簡単にする裏技

 

   針に糸を通すのは何かと骨が折れるもの。

 特に小さな針は穴が見えにくいですよね。

 そんな時は、黄色い物の上で糸を通すと、通常よりも明るく見えるようになり、

 穴がはっきりと分かるので、比較的簡単に糸を通すことができます。

 ☆ワンポイント

 黄色い折り紙を裁縫箱に入れておくと便利です。

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